2019/02/16

 

2019/02/16

 

起床午前8時。なにかの夢をみている途中で起きて、しばらく現実と夢がまじりあったような感覚だったのだけど、一時間もたたないうちに、なんの夢を見ていたのかすっかり忘れてしまった。

 

起床後も布団の中でゴロゴロして、午後1時頃ようやくもぞもぞ起きだして事務所A(メインの事務所)に向かう。

 

事務所到着後はめずらしく一日集中してきちんと仕事をこなす。

 

仕事の合間合間に富永太郎の「鳥獣剥製所 一報告書」を朗読して遊ぶ。あと4日でこの世も終わり、といった感じですごくテンション低く音読するのが好きだ。

 

昼ごはんは事務所で手作り水餃子。夜ご飯も餃子。昨日大量に餃子の餡を作ったので、たぶん明日のお昼も餃子。餃子の餡にクミンを入れたら、ちょっとネパール料理のモモっぽい味になった。うちの事務所はスパイス、調理器具などが揃っており、ネット古本屋の事務所としてはキッチンまわりの設備がかなり充実している。低温調理器だってある。

 

夜はムキえびを包丁でたたいたものを入れて、エビ餃子にして食べた。モランボンの厚めの皮を初めて使用。16枚入りで617キロカロリーもある炭水化物モンスターなのだけど、茹でるとムッチムチのモッチモチで、すごくよかった。堂々と主食を張れるタイプの餃子である。

 

www.moranbong.co.jp

 

午前1時帰宅。帰宅後にアンドレイ・ズビャギンツェフの映画でも見て陰鬱な気分に浸ろうかな~、などと思っていたが、あんまりねむくて断念。2匹の猫と一緒に布団に入って寝る。冬はタマもスズも布団に潜りこんでくるので、一人と二匹で「りっしんべん」みたいになって寝ている。

kakijun.jp

 

 

2019/02/14

2019/02/14 

 

午前8時、事務所にて起床。仕事が多少立て込んでいたこともあり、昨夜は事務所A(メインの事務所)に泊まった。押し入れの下に布団を敷いたままにしており、眠くなったらいつでも仮眠をとれるようにしている。ドラえもん式万年床である。3LDKのマンションの部屋はどこも本で埋め尽くされており、比較的安全に眠れる場所が押し入れしかないのだ。

 

 

起床後アマゾンの注文分を梱包し、集荷を頼み、いくつかのメールに返信する。

 

昼過ぎに郵便局の集荷の人が来て、本日分の発送は完了。

ゆうパック2点、ゆうメール10点。

 

午後2時頃、事務所のキッチンで中華麺を茹でて、野沢菜ちりめんをまぶした和風油そばのようなものを作って食べる。

 

その後アマゾンに80冊ほど出品。

 

夕方五時頃、やる気の残量がなくなっていることにはたと気づき、仕事を切り上げることにする。

 

帰り際、事務所の部屋の襖をしめたとき右手の薬指を思い切り挟んでしまい、悶絶。思わず「いたい……うぅ……いたい……」と呻き声を出してしまうくらい痛かった。挟んだ右手の薬指はだんだん腫れてきて、これを書いている今(同日午後8時)、紫色にぷっくり膨らんでいる。

 

自宅近くのヤオコーで春巻きと餃子とエビスビール350ml2本、麦とホップ500ml2本、白菜(四分の一カット)、小ぶりのヤリイカ、焼酎(黒霧島EX900ml)を買う。計2500円。

 

帰宅後ラジオを聞きながら、春巻きを揚げて、ビールを飲む。

ヤリイカはさっと火を通して、醤油で味付けし、餃子は白菜と一緒に煮て雑な餃子鍋にする。

 

ご飯を食べつつ、パソコンでテリー・ツワイゴフの「アートスクール・コンフィデンシャル」を見る。同じ監督の「ゴーストワールド」はサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の現代的翻案といった感じで傑作だと思うのだけど、本作はまあ、なんというか、正直に言うと、駄作なんじゃないかな……。

 

午後11頃、急に眠くなって倒れこむように、就寝。

 

 

2019/02/10

 

2019/02/10 土曜日

 

午前5時半起床。今日は寒波の影響で雪との予報だったのだけど、カーテンをすこし持ち上げて外を覗いてみると、雨のような雪ような微妙な天気。くもった窓ガラス越しに外を見ると雨のようでもあるし、雪のようでもある。

 

きちんと確認するのもおっくうなので「雨のような雪のような天気」ということで納得し、エミール・クストリッツァの「ライフ・イズ・ミラクル」の続きをパソコンで見る(昨夜映画を見ている途中で急に眠くなったので、一時停止して急いで布団に入って寝たのだった)。

 

昨日のうちにスーパーで買っておいた野菜のサンドイッチを食べつつビールを飲みながら、という優雅な(あるいは極めてだらしない)スタイルで。

 

最近家でDVDを見ている途中、ちょこちょこ一時停止してお酒を取りに行ったり、おつまみを作ったりしているのだけど、映画の途中で一時停止してなにか別のことをすることになんとなく罪悪感がある。映画館で映画を見ている途中でトイレに行くときのあのちょっとした罪悪感のようなものが。

 

まあ、それはそれとして。

 

お酒飲んだりサンドイッチ食べながら見た「ライフ・イズ・ミラクル」、映画の始まりからずっと祝祭的な雰囲気が溢れていて、空に向かって銃をバンバン打つシーンも、お酒飲んでベロベロになるシーンも見ていて本当に楽しく、音楽も最高だった。絶望するロバもかわいい。

 

(お酒を飲んでいたこともあり)だんだん楽しくなってきて、続けて同じクストリッツァの「黒猫 白猫」を見る。ウィスキーをちょっとグラスに注ぎ、卵を茹でてむしゃむしゃ食べながら見た。これも冒頭から最高。映画が終わるまで、ずっと最高。俳優陣もみんな素晴らしい。エネルギー満載の樽がぐるぐる回ってぶつかり合って、そこら中に熱気をばら撒いているかのような映画だ。恋と音楽、金と犯罪、マフィアとチンピラ、そうした俗っぽい主題が、さんざんぶつかり合った末、最後にとつぜん聖なるものが顕現する。死者は蘇り、友人と盃を交わす。悪党は肥溜めに落ち、そして友情が生まれる。

 

映画の途中で一時停止して、踊りながらキッチンに向かい、もう一杯グラスにウィスキーを注ぎ、踊りながら映画に戻った。

 

よい土曜日。